ウェブサイト運営に役立ちそうな10の心理テクニック

ウェブサイトは24時間の接客マンっていう例え方がされる。確かに、間違いなくウェブサイトが相手をしているのは人なので、どこかで応用できそうな心理学をまとめてみた。

 

権威性

権威性の感じるものを信頼してしまいやすいという心理的な性質。

「肩書き」、「服装(白衣や警察の制服など)」、「資格」、「コンテストなどの入賞実績」などが例として挙げられる。

 

専門性の高い分野では、権威性の効果が大きくなる傾向にある。正しく用いることでユーザーの信頼を得ることができる。

 

限定条件下の事実

特定の範囲での実績を提示すると良い反応をするという心理的な性質。

Amazon1位とか、口コミ1位とかが例として挙げられる。

 

範囲は狭くても良いので、どこかのコミュニティーで1位をとると良い。

 

初頭効果と親近効果

最初(初頭効果)と最後(親近効果)の印象が残りやすいという心理的な性質。関心が薄い場合は初頭効果の影響が強くなり、強い関心がある場合は親近効果の影響が強くなる傾向がある。

 

まだまだ認知されていないうちは初頭効果を意識して取り組むのが良いのかもしれない。

 

返報性の原理

親切をされた後に「何かお返しをしなきゃ」って思ってしまう心理的な性質。

「居酒屋のつきだし」、「無料サンプル」が例として挙げられる。

 

ただ、ウェブの世界は無料が当たり前なので、期待以上のものを提供できないと、返報性の原理は働かない気がする。

 

クロスセルとコントラストの原理

クロスセルとは、簡単にいうとついで買いしやすくなる心理的な性質をいう。コントラストの原理とは、2つの選択肢に何らかの差をもうけることで、片方の選択がより魅力的に思える心理的な性質をいう。

クロスセルの効果を得やすくするためにコントラストの原理(価格差など)を併用すると良いらしい。通販サイトで良く使われる手法。

 

ウェブサイトやブログでも『関連記事』が設置されているけれど、なんらかの方法でコントラストを取り入れると読まれやすくなるのかなと思ってみたり。

 

単純接触効果

接触回数が多い方が好意を持ちやすいという心理的な性質。チャットやメールも回数に含まれる。

 

ただユーザーにとって不必要なお知らせや広告メールなどの配信は、逆効果になるだろう。単純接触効果を狙ってユーザーと関わる場合は「ユーザーの利益」を意識して接触した方が効果は高いと思われる。

 

マジカルナンバー

人間が記憶できる数には限りがある。一般的には、マジカルナンバーは7(±2)や、4(±1)と言われている。

 

松竹梅の法則もマジカルナンバーに当てはまる。マジカルナンバーを参考にして、ユーザーの短期的な記憶を手助けすれば、印象にも残りやすくなるだろう。なので記事やコンテンツの個数を減らす、個数を減らせない場合は、マジカルナンバーを意識した数にカテゴリー分けをするのが良い。

 

要約効果

情報量の多い詳細よりも簡潔にまとめた要約の方が印象に残りやすいという性質。

「教科書の見出し」「各セクションの要点」が例として挙げられる。

 

おそらく全体構造を捉えた方がユーザーにとって理解しやすいために印象に残りやすくなるのだろう。ユーザーの理解を促すためにも、最初に『見出し』、最後に『まとめ』や『要点』を用意すると良いのかも。

終わりに

心理テクニックが使われているであろう日常の例から思うのは、一つのテクニックだけでなくて複数のテクニックが合わさった方がより高い効果が期待できるという点。また、ユーザーもあまり鈍感ではないはずなので、こういうテクニックを中途半端に使われても気づくだろう。「何としてでも利益を得る」ためよりも、「ユーザーにとって心地よい」ことのために使いたい。

 

『悪用禁止』と呼ばれる心理テクニックが、数々の本や記事で紹介されている(”悪用禁止”自体も『カリギュラ効果(禁止されるとついやってみたくなる心理的な性質)』という心理テクニックの一つ)。当記事では、サイト運営者とユーザーのためにもぜひ取り入れてみたい心理テクニックを紹介したつもり。

 

 

 

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