RSS:Googleアナリティクスの設定

ウオトミズ(UOTOMIZU)の中の人

GoogleアナリティクスでRSSリーダーからの流入を計測する方法をまとめました。結論から言うと、RSSリーダー別に参照元を詳細に設定することは現時点では難しそうです。なので現時点での最適解と思われるFeedlyとその他のRSSリーダーというような参照元の分類になります。

 

Googleアナリティクス:メディアと参照元とは

まずGoogleアナリティクスのメディアと参照元について簡単に説明します。

Googleアナリティクスではウェブサイトへのアクセスをトラフィックと呼んでいるようです。このトラフィックを検索エンジンからの流入、SNSからの流入、外部サイトからの流入というように大まかに分類したのがメディアです。

 

メディアには、自然検索(organic)、有料検索(cpc)、外部サイトからの流入(referral)、social(SNSからの流入)などがあります。

 

一方で参照元は、メディアを細分化したものです。自然検索の場合はgoogle、yahoo、bingなどがあります。また参照元がreferralの場合、大抵外部サイトのドメイン元が参照元として表記されます。

 

RSSリーダーからのアクセス

初期設定のままだと

RSSリーダー経由でウェブサイトにアクセスがあった場合、初期設定のままだと参照元とメディアは設定されておらず(direct) / (none)と表示されます。これでは、アクセスがどこからきたのかがわかりません。

Googleアナリティクスのカスタムキャンペーンを利用する

アナリティクスの精度を上げるために、RSSリーダーによって参照元の表記を変えたい場合、Googleアナリティクスのカスタムキャンペーン(https://support.google.com/analytics/answer/1033863?hl=ja)を利用することで設定できます。

 

例えば、トラフィックの「参照元 / メディア」を

Feedlyからのアクセスは、feedly / rss

Inoreaderからのアクセスは、inoreader / rss

ってな感じにしたい場合、

 

投稿記事のもとのURL(例:https://a.uotomizu.com/sample)に、

Feedlyの場合は、

https://a.uotomizu.com/sample?utm_source=feedly&utm_medium=rss

Inoreaderの場合は、

https://a.uotomizu.com/sample?utm_source=inoreader&utm_medium=rss

っていうように付け足すと意図したように参照元 / メディアが表示されます。

 

つまり、Googleアナリティクス用に元のURLにそれぞれパラメーターを付け足すだけなのですが、これが結構難しいみたいです。

実装手順:Feedlyとその他RSSリーダー

現時点での最適解と思われるFeedlyとその他のRSSリーダーと言うような形で、メディアと参照元の振り分けるための実装手順です。

 

① 全てのRSSリーダー向けに、RSS用のURLにGoogleアナリティクスのパラメータを付け足す。

② Feedly向けにWordPressのRSSファイルをカスタマイズする。

ステップ1:RSS用のURLにパラメーターを付け足す

この方法は、Feedly以外のRSSリーダーからサイトにアクセスがあった際に「参照元 / メディア」を「rss / rss」と表示するためのものです。

 

RSS用のURLにアナリティクスのパラメーターを付け足す方法としては、以下の記事が参考になります。

 

http://noze.space/archives/238

 

この記事で作成しているパラメータを、今回はとりあえずutm_source=rss&utm_medium=rssと変更します。

「参照元 /

メディア

」の表記のされ方

「rss / rss 」という表示になります。

ステップ2:Feedly向けにWordPressのRSSファイルをカスタマイズ

Feedlyから実装手段が提供されています。

10 ways to optimize your feed for feedly:https://blog.feedly.com/10-ways-to-optimize-your-feed-for-feedly/

WordPressのRSSファイルのカスタマイズ

WordPressのfeed-rss2.phpをカスタマイズします。ただ直接いじってしまうのは良くないので、コピーして使用テーマのフォルダ内に置き、function.phpでhttps://example.com/feedにアクセスされた際にカスタマイズしたファイルを読み込む様に設定します。

 

memo

feed-rss2.php

feed-rss2.phpは、WordPressサイトのドメインに/feedとつけたURL(例:https://example.com/feed)にアクセスした際に表示されるRSSファイルを記述しています。

 

コピーしたfeed-rss2.phpの<rss version=”2.0″ xmlm:content=”…..>にxmlns:webfeeds = “http://webfeeds.org/rss/1.0”を追加します。

 

feed-rss2.php


<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
xmlns:webfeeds = "http://webfeeds.org/rss/1.0"
>

 

次に、<channel>内の<title>サイトタイトル</title>の付近に<webfeeds:analytics id=”UA-00000000-0″ engine=”GoogleAnalytics”/>を追加します。UA-00000000-0部分は自身のものに変更してください。

 

feed-rss2.php


<channel>

<title>サイトタイトル</title>
<webfeeds:analytics id="UA-00000000-0" engine="GoogleAnalytics"/>
</channel>

function.phpで設定

カスタマイズ後のfeed-rss2.phpを読み込ませるように、function.phpに以下のコードを記述します。

 


//テーマ内からRSSファイルを読み込む
remove_filter('do_feed_rss2', 'do_feed_rss2', 10);
function customize_feed_rss2(){
$template_file = '/feed-rss2.php';
load_template(get_template_directory() . $template_file);
}
add_action('do_feed_rss2', 'customize_feed_rss2', 10);

 

以上で、Feedlyのアナリティクス設定が完了しました。

「参照元 /

メディア

」の表記のされ方

「参照元 / メディア」の表記はこちらからは選べないですが、feedlyからアクセスがあった場合は、以下のようにアナリティクスで表示されます。

 

① Feedly内で記事を開いた場合:「feedly / reader」

② Feedlyから実際にサイトにアクセスされた場合:「 feedly / webfeeds」

 

feedlyのサイト内やアプリ内に配信された更新情報をどれくらいの人が開いたかという計測まで出来るのは嬉しいですね。

 

実装後のGoogleアナリティクスの解析

Feedlyからのアクセスは「feedly / reader」または「feedly / webfeeds」と表示されます。Feedly以外のRSSリーダーからのアクセスは今のところ「rss / rss」と表示されます。

 

補足:WordPressのプラグインを使用する

自分で実装する他にも、WordPressのGoogle Analytics for WordPress by MonsterInsightshttps://wordpress.org/plugins/google-analytics-for-wordpress/)で設定することで、GoogleアナリティクスでRSSからのアクセスを識別できるようになります。

 

ただ残念ながら、こちらもFeedlyは識別される(「feedly / rss」と表示)のですが、他のものは「rss / rss」と表示されるみたいです。なので、完璧なアクセス解析は難しいですね。

 

おわりに

RSS2.0の基本については以下の記事を参照ください。

 

 

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